マゼラン雲内のパルサー発見の歴史

パルサーラッシュ

[ ☆：SMC ▲：LMC ]

1998年から猛烈な勢いでSMCのパルサーが発見されているのが分かります。 これを我々はゴールドラッシュに倣って 「パルサーラッシュ」 と呼んでいます。 もっとも、この名称はだいぶ昔に電波パルサーの発見ラッシュが続いたときにも用いられたそうなので、区別するために「Ｘ線パルサーラッシュ」などとすべきかもしれませんが。 以下は各パルサーの発見に貢献した衛星名の表です。 明るいtransientパルサーは主にXTEやGRO、 暗いものは主にあすか、SAX、ROSATの活躍によって発見されています。 Opt.IDがBe?となっているものは、Haberl and Sasaki (2000) によって emission line objectとIDされているものです。 それ以外はそれぞれ個別のauthorによってBe星が見つかっているもの。