NTE spectrum Ver.1.0 by H. Yamaguchi

PIファイル
XIS0 Exposure=160697sec
XIS1 Exposure=171397sec
XIS2 Exposure=166438sec
XIS3 Exposure=160440sec
4台全部 (.tar.gz)

夜地球スペクトル(Non X-ray Backgroundに相当)のPIファイルです。
Data screening は XIS Data Processing rev0.3 (要認証) に従っています。
夜地球の Elevation criteria は ELV<-10 && DYE_ELV>100 です。

2005/8/13 (N132D) 〜 2005/11/20 (NGC 2992) に取得された 2x2, 3x3, 5x5のnormal modeのデータ全てを使っています。
2x2 modeを除いてはテレメトリサチュレーションが起きている時間を 除外しきれていません。但しサチュレーションが結果に大きな影響を 及ぼすことはないと思います。 除去作業は引続き行っていきます。

!!!! 重要 !!!!
FI3台 (XIS0, XIS2, XIS3) については 0.4keV 以下はカウントレートが正しくないので無視して下さい。
FI3台はEvent Thresholdが50のときと100のときがあるのにも関わらず Exposureがそのことを考慮に入れることなく単純に積分されているためです。

!!!! 重要 !!!!
各PIファイルのヘッダについての注意です。
ONTIME が正確に出ていることは 確認済みですが、今のところ BACKSCAL がすべて「1」になっています。 そのためこのままでは XSPEC で BACK しても正しくバックグラウンドの 差し引きがされません。
PIファイルを作る際、キャルソースの部分を除外している関係で、
XIS0, XIS1, XIS2は 917504pixels、 XIS3は 909312pixels
に相当する領域からスペクトルを抽出しています。
対応する BACKSCAL の値が不明なので (チップ全体が「1」に対応しているわけではないようです。) 今のところこちらでは特に変更を加えていません。 従って XSPEC でBACKファイルとしてこれを用いる場合は BACKSCAL の値を各自で変更してご使用下さい。 入れるべき値がわかり次第更新します。
(と言うかどなたかご存知でしたら教えて下さい…。)

対応関係がわかりました。
BACKSCAL は Sky座標 での面積を表しているそうです。
XISの面積は Sky座標で 1536x1536 なので、
(BACKSCAL) = (pixel数) / (1536^2) となります。
BACKSCALに正しい値を入れた Ver.1.1 を用意しました。 → NTE spectrum Ver.1.1


戻る